皆様、おはようございます。
今年の春、小学校1年になる娘が最近逆上がりを練習している、とのこと。
公園の鉄棒は、逆上がりの練習をするには、高さが娘の顔と同じくらいなので、少し高さがありすぎるのです。
何回か練習はしたのですが、いきなりこの高さの鉄棒はハードルが高すぎるのではと思い、他に練習できる環境はないかなと考え、思いついた結果・・・家のリビングに鉄棒を置いてみよう!
アマゾンで評価が良いもの、かつリーズナブルなものをポチッと。
3日後くらいに私の身長の半分くらいはあるダンボールが届き、仕事から帰ってきて、夜な夜な組み立てました(笑)。
鉄棒を家に設置して以降、娘は時間あるときにふと触ったり、徐々に鉄棒にふれる機会が増えてきました。そして、たまに逆上がりの練習をしだすようになりました。
よく観察してみると、逆上がりができない人によくある回る時に手と胸の距離が離れてしまい、結果お尻が上がらなくなっている。その状態が何日か続きました。
少しだけサポートしてみようかなと思い、まずしたことは回る感覚をもってもらうために、私のぶかぶかTシャツを着てもらい、それを鉄棒に絡めて緩まないように鉄棒とTシャツを手で掴んでから回ってみて、と伝えると・・・すんなりと回れた!
これで手と胸の距離を狭くするとお尻が上がりやすい、回りやすい、という感覚をつかみ、1週間くらい練習した後Tシャツなしでやってみると、簡単に回れていました。
出来ない時は、さらにステップまでの小さな階段をつくって登れるか試してみること。
少しずつ出来た!もっとやりたいと思える状態をつくることが自信につながるものですよね。
先日、4月入会メンバーのための選考試験がありました。
私は審査員として入っており、ある小学生クラスのグループ面接の時です。
受験者は発表する際もまだまだ恥ずかしい気持ちが強いようで、「発表したい人!?」といってもなかなか手をあげようとしないことが多いです。
そこで「じゃあ、まずは名前だけなら言える人!?」と問いかけると、ほぼ皆、手をあげてくれます。
なので、これならできるかも!?という階段をつくって、その階段に登りだすと最後までやり遂げるということが起きます。
主体的に自分で手をあげ、やり遂げた後、皆から拍手を浴びている受験者の表情が、本当に笑顔で自信に満ち溢れた表情をしていて、毎回感動を覚えます。
いつも選考試験を受ける受験者の方には、何か自信につながる体験をもって帰ってほしい!と想っています。
こうして、毎日少しずつの成長を積み重ねて、周りと比較することもなく、自分のペースで成長していくことが大切。
他人と比較して自分自身を責めたり、自分の成長速度が遅いと感じたりすることはありますが、それは自分自身のペースで進んでいることを忘れているためです。
自分自身との比較をするのではなく、過去の自分と比較することで、どれだけ成長したかを感じることができます。また、自分自身を認め、自分の達成感を感じることも大切です。
日々の積み重ねが自分自身を成長させるために必要なものであり、継続することが大切だということを、自他共に人間は短期的には大きな変化を期待しがちです。
実際には長期的な視点で日々の小さな積み重ねが大きな成長をもたらします。
継続的な努力とコツコツとした取り組みが、長期的な目標達成につながることを信じて、これからも日々の成果を積み重ねて参りたいと思います。
広報本部
秋山