現在、関西と関東でEnglish Vocal Electionという全国英語歌唱コンクールのホール審査が始まっています。
今、僕は、ホールに座り、本番の準備をしながらこの記事を書いています。
EVEには、何千人もの小学生、中学生、高校生以上の子供と若者が舞台で立って、一生懸命英語で歌う最終準備をしています。
審査員に高く評価された出演者、また、お客様に投票で選ばれた出演者が最終予選、そして本選にまた出ることになります。
審査ですので、多くの出演者が熱心に取り組んでいても、たまに自分の希望通りにいかない人もいます。
出演後に達成感や喜びを感じている方もいれば、「もっと上手にできればよかった」や「次の審査に進んでいなくて残念だ」と悔しく思うチームとソロイストも少しでもいるのではないかと思います。
誰も悔しく感じてほしくないですが、もしそう感じている人がいれば、劇団代表があなたを応援しています。
その出演者たちに劇団代表から声をおかけします。
皆様にお伝えすることはグレゴリーが子供の頃、審査を受けて悔しく感じていた時に僕がもらったアドバイスです。
僕が熱心に歌や演劇をやっていたのは高校時代からでしたが、その前、小学生の頃は、習い事として合気道をしていました。
僕が生まれ育った地域はアメリカのデラウェア州で、そこにも合気道の道場があります。
通っている人のほとんどは白人か黒人で、教えた先生はイラン人でした。
道場の師範は合気道を作った方から元々学んで合気道がとても上手な優しい日本人のおじさんでした。
僕が小学生高学年の頃、合気道の審査を受けて、あとで悔しく感じて、「もっと上手にできたはずのに」と感じながら1人で悲しんでいました。
その時に、道場の一番えらい人が1人の悲しい子供を慰めにきて、こんなような言葉を僕におっしゃっていました。
「誰も完璧な人間はいないです。自分も完璧ではないです。だから、今回完璧ではなくてもいいです。今回完璧ではないお陰で、次回目指せるものがあるね」
よく考えると、この言葉は今世界を渡っていました。
元々言っていた方が日本からアメリカに行って、それから、教えられた人がアメリカから日本に行って、日本の皆様に伝えて、これからもっと広まっていくかもしれません。
日本の伝統的な武道、茶道、能や歌舞伎などは、上手になるために何年間、もしくは、何十年間も続けていく必要があると言われています。
YTJでは伝統芸能よりももっと現代的な違う種類の芸術に取り組んでいますが、「完璧な人はいないから、次回に向かって常にレベルアップしていける」という考え方はどんなスキルでも当てはまると思います。
今年のEVEの出演者の皆様へ
お疲れ様でした!
どんな結果でも将来のレベルアップに向かって一緒に頑張りましょう!
劇団代表
グレゴリー・ウルフ