先日、5月4日(土)に、
ジャパンユースダンスフェスティバル(JYDF)が終わりました!
関東、中部、関西、九州から参加いただいた何千人ものYTJメンバーと
外部のダンサー、応援していた保護者様、
全ての共催企業様、関わってくださったすべての皆様に感謝をしております。
また全国大会の出演者だけではなく、
各地域の本選、最終予選、予選に出演し、
応援してくださった方々のおかげです。
当日参加してくださった審査員の方もおっしゃってくださりましたが、
優勝していないダンサーに自分が「負けた」とは感じてほしくはありません。
なぜなら、1位以外になるたびに悲しむのであれば、
多くの方が悲しむことになりますが、
全員が1位になれるわけではありませんし、
多くの人を悲しませるためにイベントを開催してはおりません。
JYDFを開催する目的や意義は何か。
ダンスが上手い人、ユースシアターの大事にしている価値観の多様性、
チームワークと思いやりなどを示している人が評価されるかもしれませんが、
それは何のためでしょうか。
僕は二つの目的があると考えています。
1)美しい作品を創る(Beauty)
ダンスをしていると、美しいものが生まれる瞬間があります。
プロ、アマチュア、子供や大人問わず、
ダンスではその可能性を十分に発揮させたいです。
2)お客様に価値のあるものを与える(Generosity)
公演を通して、自分のためだけではなく、観る方々にいいものを提供したいと思います。
自分の全てをパフォーマンスのために捧げ、お客様を喜ばせ、感動させたいという寛大な姿勢でいることは活動の良さでもあり、大事なことの一つです。
順位を意識することもいいですが、
劇団代表として参加者の皆様に大事にしていただきたいと思っているのは、
この美しさと寛大さです。
今一度、この大会を振り返って見てほしいです。
美しいダンスができましたか?
他の人に良いパフォーマンスをみせることができましたか?
もしこれができているなら、
イベントの目標は達成することができているはずです。
皆でつくるダンスフェスティバルなので、
振り返ったときに、美しさを認め、寛大な言葉を使い、
皆が一緒に楽しめるものにしていきたいと思います。
これからもよろしくお願いいたします。
以上です。
劇団代表
グレゴリー・ウルフ