ユースシアターでは、未就学児(幼稚園生)向けのレッスンでも、ダンスや英語表現に挑戦します。
もし皆さまが、大人数の前で「外国語を話して!」「踊って!」といきなり言われたら、自信をもってできますか?
頭を使って外国語を使い、人前で披露することは結構怖いことです。大人でもハードルが高いにもかかわらずユースシアターのレッスンでは、幼稚園生でも行っています。
ただ、その怖い気持ちは、少しもったいないと個人的には感じています。
なぜなら、実際にやってみたら楽しめるかもしれない。怖がらずにチャレンジしたほうがいいかなと。
また、多くの伝統文化には歌やダンスがあり、日本でも盆踊りがありますよね。ダンスや歌などは人間として自然な活動で、取り組む価値があるもの。
では、どうやって新しいことに取り組むかというと、、、
まずは小さい挑戦から始めてみることです。
人前で英語を喋ることを大人が怖いと思うなら、子供も怖いと思います。
しかし、特に小さい子供たちは素晴らしい勇気を持っているので、子供たちはチャレンジしようとするはずです。
最初は怖がる子もいますが、スタッフの役割は子供を常に優しくサポートして自分でできるまで励ますことです。
数年前、ある幼稚園生のメンバーは、泣きながらレッスンに参加していました。
「泣く」というのはいろんな理由があって、状況や人によってその理由が異なります。
「怖い!ママがいて欲しい!」「勝ちたかったのに負けた」「疲れた」という涙など。
そのメンバーが泣いていたのは「上手にやりたいけどできない!どうやってするかがわからない!」からでした。
大人でも、すぐに想像ができる気持ちですよね。
理由を知って「続けているとできるよ!もうできているところがあるし、僕を真似して!真似してやってみてね!」と声をかけました。
メンバーは泣きながら挑戦していましたが、毎週少しずつ成長していき、泣く時間は徐々に減り、自信を持ってできるようになりました。
それから何年間かYTJでの活動も続け、多くのダンスや歌ができるようになっていきました。
チャレンジしないとできない大事なことがたくさんあります。僕も、ユースシアターの業務をしていて、常に新しい挑戦をしています。
大人でもキャリアだけでなくプライベートも成長し、社会に貢献したりするためにはチャレンジが必要です。
小さい挑戦であれば、どの年齢からでも始められます。
子供の頃から小さい挑戦をすることに慣れたらどうなりますか?「新しいことに挑戦してもいいんだ!」という自信や前向きな姿勢がつき、大きくなったらより大きいチャレンジができる可能性があります。
成果や結果はずっと先でもいいと思うんです。
未就学児のレッスンでは、土台を育む種をまくこと。
ユースシアターでは「チャレンジしてもいい」「失敗してもいい」「新しいことをやってみてもいい」レッスンの環境を作ることを目指していきます。
一緒にちょっと挑戦しませんか?
新しい世界には、本当の意味での大きな成長の一歩が待っています。
劇団代表
グレゴリー・ウルフ
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